3月3日、1年間お世話になった6年生の卒業を祝う会がありました。1年生は、メッセージと一人一人の似顔絵を描いたメダルを作りました。会の始まりでは、そのメダルをかけてあげて、手をつないで入場しました。6年生とのゲームもあり楽しい時間を過ごしました。教室に戻ると、黒板いっぱいに6年生からの「メダルをありがとう」や「がんばれ」のメッセージが書いてあり、うれしそうに眺めていました。また一つ思い出ができましたね。
2月26日、視覚障がいをもたれている島崎真美さんに来校していただき、出前授業をしていただきました。事前に3年生は、道徳の時間に目隠し歩行体験を、4年生は総合的な学習の時間にバリアフリーの学習を行いました。そのような活動を通して、子どもたちの中には「目の見えない世界はこわい」「生まれつき、目が見えないなんて不幸でかわいそう」という思いをもっている子が多くいました。
しかし、今日、笑顔で明るく、普段の楽しい生活の様子を語られる島崎さんの姿を見たりお話を聞いたりして、子どもたちは障がいに対する考え方がガラッと変わったようでした。「島崎さんの生活はぼくたちと何もかわらない」「目が見えなくても、明るく前向きに生きていく心をもっておられるんだ」「わたしたちもいろんなことにチャレンジしなくちゃ」という感想が子どもから聞かれました。
今回の島崎さんによる出前授業を通して、子どもたちはまた1つ「いのち」に対して新しい考えをもつことができました。今後子どもたちが成長していく中で多くの人と出会い、「いのち」の大切さを様々な形で学んでいってくれることを願っています。
2月3日・4日に社会科「かわってきた人々のくらし」の学習で、昔の道具体験をしました。
3日には洗濯板を用いて洗濯体験、4日には七輪を用いて炭おこし体験をしました。七輪では、おこした炭でもちを焼いて食べました。子どもたちは、今まで経験したことのない作業に四苦八苦しながらも最後には無事に終えることができ、達成感を感じていました。
昔の道具を実際に使ってみることで、昔の人の大変さやつらさを実感するとともに、そのよさも感じていました。その後の話合いでは「一つ一つ洗うから、まごころがこもる」や「1時間かけて炭をおこしおもちを焼いて、おいしさやありがたさがふえた」など、昔の道具のよさや生活の様子に関心をもち、深く考え話合う姿が見られました。
今後さらに、学習を深めていきたいと思います。