総合的な学習の時間では、「未来に残そう!堀岡の宝物」をテーマに学習を進めています。6月に入り、堀岡の宝物を見つけるためにまち探検に出かけるようになりました。
普段何気なく目にしている風景や建物も「宝物探し」という視点が加わるといつもとは違うもののように見えてくるようです。
堀岡には未来に残したいたくさんの宝物があります。いっぱい見つけていきたいですね。
2月26日、視覚障がいをもたれている島崎真美さんに来校していただき、出前授業をしていただきました。事前に3年生は、道徳の時間に目隠し歩行体験を、4年生は総合的な学習の時間にバリアフリーの学習を行いました。そのような活動を通して、子どもたちの中には「目の見えない世界はこわい」「生まれつき、目が見えないなんて不幸でかわいそう」という思いをもっている子が多くいました。
しかし、今日、笑顔で明るく、普段の楽しい生活の様子を語られる島崎さんの姿を見たりお話を聞いたりして、子どもたちは障がいに対する考え方がガラッと変わったようでした。「島崎さんの生活はぼくたちと何もかわらない」「目が見えなくても、明るく前向きに生きていく心をもっておられるんだ」「わたしたちもいろんなことにチャレンジしなくちゃ」という感想が子どもから聞かれました。
今回の島崎さんによる出前授業を通して、子どもたちはまた1つ「いのち」に対して新しい考えをもつことができました。今後子どもたちが成長していく中で多くの人と出会い、「いのち」の大切さを様々な形で学んでいってくれることを願っています。
2月3日・4日に社会科「かわってきた人々のくらし」の学習で、昔の道具体験をしました。
3日には洗濯板を用いて洗濯体験、4日には七輪を用いて炭おこし体験をしました。七輪では、おこした炭でもちを焼いて食べました。子どもたちは、今まで経験したことのない作業に四苦八苦しながらも最後には無事に終えることができ、達成感を感じていました。
昔の道具を実際に使ってみることで、昔の人の大変さやつらさを実感するとともに、そのよさも感じていました。その後の話合いでは「一つ一つ洗うから、まごころがこもる」や「1時間かけて炭をおこしおもちを焼いて、おいしさやありがたさがふえた」など、昔の道具のよさや生活の様子に関心をもち、深く考え話合う姿が見られました。
今後さらに、学習を深めていきたいと思います。
7月16日に、第6回目の町探検へ行ってきました。第1回~4回目は、東西南北をまわってどんな建物があるのか、どんなふうに土地が使われているのかなど自由に発見したことや疑問を白地図に書きました。第5回目には、みんなが最も興味をもった「堀岡トラフグ養殖場」へ見学に行き、今回の第6回目には全員で草岡神社へ行った後、火力発電所、射水消防署東部出張所、西田精肉店の3か所へ3グループに分かれて行ってきました。
草岡神社では奉賛会の会長の方に境内の中まで見せていただき、詳しい説明もしてくださり新しい発見にみんな驚いていました。漁業の神様を祀ってあるということで、「やっぱり海の町なんだな」という感想も多く聞かれました。
その後3か所をそれぞれ見学し、学校へ戻った後見学してきたことを話し合い、「堀岡ってどんなまちかな」ということについて改めて考えました。いろんな説明を聞いたことで、「神様に守られているまち」「24時間寝ないで私たちの生活を守ってくれているまち」「世界とつながっているまち」などの意見がでて、これまでより堀岡のまちを多面的に考えることができ、とても有意義な町探検になりました。