4年生では、漢字の部首について勉強しました。漢字の部首がもつ意味を考えたり、漢字辞典の使い方を学習したりしました。最後には漢字カルタを作って、後日みんなで楽しみました。
3月4日、射北交番の警察官の方をお招きし、ネットトラブルに関する講義をしていただきました。小学生でも携帯電話やスマートフォンをもっている子が増えている中、さまざまなトラブルが起こっているようです。
スマートフォンでゲームのできる無料アプリをダウンロードしたところ、その後、どんどん有料のアイテムを買うことになり高額請求された事例やメールの返信を「3分以内にする」と友達と約束し、心配でトイレにも行けなくなった事例等を紹介していただきました。
インターネットは正しく利用するととても便利なものですが、一歩間違うと大変危険でトラブルの原因になります。
家の人と利用する上での約束をしっかり決め、困ったことがあったらすぐ相談することが大切だと教えていただきました。
2月26日、視覚障がいをもたれている島崎真美さんに来校していただき、出前授業をしていただきました。事前に3年生は、道徳の時間に目隠し歩行体験を、4年生は総合的な学習の時間にバリアフリーの学習を行いました。そのような活動を通して、子どもたちの中には「目の見えない世界はこわい」「生まれつき、目が見えないなんて不幸でかわいそう」という思いをもっている子が多くいました。
しかし、今日、笑顔で明るく、普段の楽しい生活の様子を語られる島崎さんの姿を見たりお話を聞いたりして、子どもたちは障がいに対する考え方がガラッと変わったようでした。「島崎さんの生活はぼくたちと何もかわらない」「目が見えなくても、明るく前向きに生きていく心をもっておられるんだ」「わたしたちもいろんなことにチャレンジしなくちゃ」という感想が子どもから聞かれました。
今回の島崎さんによる出前授業を通して、子どもたちはまた1つ「いのち」に対して新しい考えをもつことができました。今後子どもたちが成長していく中で多くの人と出会い、「いのち」の大切さを様々な形で学んでいってくれることを願っています。
8月1日・2日、帆船海王丸での海洋教室に行ってきました。天気が心配されましたが、青空の下、マスト登りやカッター訓練といった活動に取り組むことができました。
マスト登りでは、安全ネットがあるとはいえ、真下は海。恐怖を感じつつ、勇気をふりしぼってマストに登っていく子どもたちの姿はとても感動的でした。「はじめはとてもこわかったけど、やってみると一番の思い出になりました」といった感想をもつ子どもが多く、達成感が伝わってきました。
カッター訓練では、自分の身長よりもはるかに長いオールを持ち、力を合わせてカッターを進めていく姿にたくましさを感じました。3つの班に分かれて競争しましたが、最後になった班の子どもたちも「順番は最後になったけど、みんなで力を合わせてカッターを進めることができたのでよかったです」と感想を述べていました。
2日間という短い日程の海洋教室の中で、子どもたちの見せた成長は図り知れません。2学期からの学校生活でもぜひ生かしてほしいです。