R6.7.17 「スマホ・ケイタイ安全教室」

3~6年生を対象に、KDDI株式会社から講師を招き、「スマホ・ケイタイ安全教室」を開きました。インターネットに接続できる機器は、PCやタブレット端末、ゲーム機など様々ありますが、今回はスマホの適切な使い方を考える時間をもちました。

子供たちは、危険なスマホの使い方の動画を視聴し、何が危険なのか、どうするべきだったのかを考えました。簡単に送ったメールの言葉が相手に適切に伝わらず、ケンカしになり、仲間はずれになってしまう、ダラダラと動画視聴やゲームに時間を費やしてしまう、オンラインゲームで知り合った素性の分からない人に会いに行くなど、実際にあった事例を基につくられた動画を視聴し、子供たちはスマホの使い方について真剣に考え、どのようにするべきなのかを、講師の説明を聞きながら学んでいました。子供たちからは、家の人と話し合う、家の人に相談する、約束を守るなどの意見もたくさん聞かれました。

現在の私たちの生活に、インターネット、SNSなどの利用はごく当たり前なことで、スマホやPC、タブレットなどは、大変便利な生活の必需品です。子供たちにとっても、ますます欠かせないものになっていきます。どのように適切に付き合っていくかを自分で考えられるようになることが求められますが、小学生の子供たちが自分一人で考えられる「判断力」が身につくまでは、まだしばらく時間がかかります。反面、子供たちは大人の想像以上のはやさで、インターネットなどに関する「知識」を得ています。この「知識」と「判断力」がともに身につけば問題はないのですが、この差が埋まらないうちに、好奇心が後押しし、子供たちは危険な目に陥ってしまうのではないかと考えます。

夏休みが近くなりました。ご家庭でのインターネットなどの適切な使い方について、今一度、ご家族で話し合う時間をとり、お子さんを見守っていただきたいです。