総合的な学習の時間に、福祉への理解を深めるために車いす体験・高齢者疑似体験をしました。車いす体験では、踏切板の上り下りをしたり、マットの上を走行したりしました。普段なら1分もかからないコースですが、何気ない段差を乗り越えるにも一苦労。支えなしでは乗り越えられないと気付いた子供たちからは、「助けてほしいときは言ってね。」等の声が聞こえてきました。また、高齢者疑似体験では、手足に重りやサポーターをつけることで思い通りに体を動かせなかったり、特殊ゴーグルを付けることで視界がぼやけたりする体験をしました。思うように文字が書けなかったり、教科書を近づけないと音読できなかったりなど、もどかしさを感じていた子供たち。みんなが幸せに暮らすためにはどうしたらよいのか考えるきっかけとなる体験になりました。