〈先生とスマイルコーナー 国語の課題について〉
国語プリント①は「こわれた千の楽器」の感想です。感想の書き方についてはプリントにヒントを書きました。今回は先生自身の感想を書いてみますね。自分の経験に重ねた書き方です。
楽器たちはあきらめなくてよかったと思いました。なぜなら、先生にはあきらめてしまった苦い経験があるからです。 私が小学生のころ、市で開かれるかるた大会の代表選手を決めることになりました。周りの友達が何枚もかるたを覚えて取っている中、私は全く取れません。あまりにも力の差を感じて、私は練習会にも行かなくなりました。途中であきらめたのは私なのに、選手に選ばれた人がいつまでもうらやましかったのをよく覚えています。がんばる前にあきらめてしまった、苦い思い出です。
楽器たちは最後まであきらめなかったからこそ、「おどりあがるほど」うれしい気持ちを味わえたのだと思いました。